コネクテッド・リーダーシップ体験談, 黒岩亮治
January 5, 2024
クレストン・グローバルの全会員を対象とした「コネクテッド・リーダーシップ」プログラムについて、アーク合同会社(日本)の黒岩亮二氏が体験談を語っています。 2024年のコースについての詳細はこちらをご覧ください。
私は日本のアーク有限責任監査法人に勤務し、主に上場企業の監査業務に携わっています。 監査業務だけでなく、新規クライアントの獲得や事務所の規模拡大にも携わっています。 以前は東京本社に10年以上勤務していましたが、札幌支店の開設に伴い2年半前に札幌に異動になりました。 東京は人口1,000万人を超える世界有数の大都市だが、札幌の人口は200万人程度と少ない。 札幌は12月から3月にかけて非常に寒く、地域全体が雪に覆われる。 大雪のときは交通機関がストップし、通勤が不可能になることもある」。
諸外国に比べ、日本は英語でのコミュニケーションが難しく、ビジネスの障壁が高いため、オープンなビジネス環境とは言えない。 にもかかわらず、東京は経済規模が大きいため、グローバルなプロジェクトを含む多様なビジネスが行われている。 ライバルは多いけれど、取引先も多いので、どんな商売でも不自由が少ない環境にあるのは恵まれていると思う。 東京から札幌に移ったとき、ビジネス環境の違いを感じた。 人々は仕事において強いつながりを持っている。 最初は知り合いもいなくて、ほとんどゼロからのスタートだった」。
札幌オフィス開設当初は、私を含めて2人しかおらず、顧客も2社だけだったので、新規顧客の獲得に努めた。 従業員数は徐々に増え、顧客数はこの2年半で5社増え、合計7社になった。 これらのクライアントの中には、私たちからアプローチしたものもあるが、ここで大きく貢献したのは人的ネットワークである。 札幌に赴任したとき、数人の知人から、人脈のなかった札幌で多くの人を紹介してもらい、その結果、人脈が広がり、クライアントを紹介してもらうことができた。 幸い、その知人たちは私が所属する監査法人に良いイメージを持っていたため、私たちをネットワークに加えてくれた。 私たちは定期的に情報交換をしており、その結果、困っているときに助けてくれた彼らに非常に感謝している』。
クレストン・グローバルトレーニングは、私たちがグローバルにつながったコミュニティであり、多様性から生まれる人間関係が非常に重要であることを気づかせてくれました。 コネクテッド・リーダー・プログラムでは、人とのつながりによってビジネスが加速することを学んだ。 これは当たり前のことだが、実践するのは容易ではない。 当然、相手もどのような相手とビジネスをしたいかを考えるだろうし、グローバルにつながるためには、英語力やビジネススキルはもちろん、環境の違いによる互いのリスペクトも重要だ。 そのような関係を築くには、テクニックでどうこうできるものではなく、これまでの経験や考え方、知識、仕事で大切にしていることなど、さまざまな要素を加味していく必要があると思う。 人的ネットワークの恩恵は非常に大きいが、その構築や維持は難しいものでもある。